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人は、「お金を稼げば幸せになれる」とは限らない。本当に幸せな人生を送れる働き方とは?
“生産性”や“効率”の呪いから現代人を解放する、アドラー心理学研究の第一人者による目から鱗の仕事論。
「仕事」に関する悩みは、いつの時代も尽きないもの。アドラー心理学を創始したアルフレッド・アドラーは、働くことについてどう考えていたのだろうか?
アドラー心理学を日本中に広めたベストセラー『嫌われる勇気』の共著者・岸見一郎が、アドラーの言葉と自身の経験を通して、“本当に幸せになれる働き方”を考えた一冊。
アドラーは、人生において取り組まなければならない課題とは「仕事の課題」「交友の課題」「愛の課題」の3つだと言った。現代人は、「交友」と「愛」を置き去りにして、「仕事」のことばかり考えてはいないだろうか?本書いわく、仕事は人生の全てではない。
・「効率的に生きる」のは、人間の生き方ではない
・人の価値は、「生産性」にあるのではない
・「自分に価値がある」と思えない仕事に価値はない
・どの仕事をし、どの仕事をしないかは、ロジカルには決められない
・働く目的は、単なる「生存」のためだけではない
このほか、目から鱗の仕事論が盛りだくさん。仕事とお金に縛られがちな現代人を、“生産性”や“効率”の呪いから解き放ってくれる。読めば、自分にとっての「天職」とは何なのか、今の職場にい続けるべきか否かがわかってくるはず。
「上司の理不尽な態度の原因は、承認欲求」「飲み会に誘うなら、行く価値があると思わせる努力をするべき」など、上司・部下の関係を改善するアドバイスも豊富。
コロナ禍後の社会へのメッセージを新たに収録した、新装刊行版。