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内容紹介
戦艦大和の軍医として、広島原爆投下後の調査団として、その後の長年にわたる医師としての活動を通して日本の医療に貢献してきた著者が、生老病死について語る人生哲学!
【目次】
<第一章>戦争のこと、大和のこと
<第二章>この歳になってわかったこと
<第三章>いつまでも健康でいるために
<第四章>老い、そして死
著者プロフィール
祖父江 逸郎
1921年、名古屋市生まれ。公益財団法人 長寿科学振興財団名誉理事長および名古屋大学名誉教授、愛知医科大学名誉教授。
1943年、名古屋帝国大学医学部卒業後、海軍軍医学校での訓練を経て軍医中尉となり、戦艦大和に乗艦。乗組軍医としてマリアナ沖海戦、レイテ沖海戦に従軍した。45年1月に広島県江田島の海軍兵学校大原分校に転勤。8月6日の広島原爆投下の3日後に現地調査を行った。戦後は名古屋大学教授、国立療養所中部病院(現・国立長寿医療センター)の院長などを経て、99歳になった現在も現職(2020年11月現在)。1994年に勲二等旭日重光章叙勲。主な著書に『長寿を科学する』(岩波新書)、『天寿を生きる』(角川ONEテーマ21)、『軍医が見た戦艦大和』(角川書店)などがある。