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内容紹介
史上最も「可憐な」巨大ロボ降臨!
2030年代、東京。
非凡なのに、生きる事に積極的になれない
主人公の男子高校生が自分を「delete(消す=自殺)する」
ために作ったタイムマシン。
が、しかし、それは「異世界物質転送機」だった!!
それによって、異世界から人間を地獄に落とす巨大な「天使」と
それを倒すべく巨大な「メイド型ロボット」を「召喚」してしまった! 少年の人生は、天使とメイドロボの戦いに巻き込まれていく……。
Think difference engine(階差機関のように考えよう)
(あらすじ) ■折からの高齢化と少子化で国際的な競争力を高めるために、
日本政府がとった政策。
それは、魔法や錬金術を用いた「超科学」を
高校教育に取り込むことだった。
■それにより、各地に「スーパーサイエンス高校」が創設される。
政府のもくろみ通り、各地のスーパーサイエンス高校は着実に
成果を出していったのだが……。
■そして時は流れ2030年代。
■多摩スーパーサイエンス高校に通う17歳の少年、
数多飛翔(あまた・かける)。
有り余る才能に生きる目的を無くした彼は、過去を改変して
自らを消し去る(自殺する)ためにタイムマシンを作り上げた。
■しかし、それはタイムマシンではなく、「異世界の扉を開く」ものだった!
■異世界から召喚されたのは蒸気機関で動く
巨大なメイド型ロボット兵器「スチーム・メイデン」と、
人類の破滅を狙う強大な敵、天使の軍隊「エンゲル・アルメー」。
■ひょんなことからスチーム・メイデン〔ヴィクトリアン〕に
乗り込むことになった飛翔は、エンゲル・アルメーとの戦いの中で
自らの生きる意味を問い直していく……。
著者プロフィール
北城 一輝 (著), 水溜 鳥 (イラスト)