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内容紹介
「いまなぜミイラなのか?」
「死」を「永遠の命」として形にしたミイラ。いま、エジプトはもちろん世界各地で、数多くのミイラが発見されており、かつミイラの研究も進んでいる。実は知っているようで知らないミイラの最新の研究結果とこれまでにないインパクトのあるビジュアルで見せたのが本書。高齢化社会の日本ではいま、「死」は誰にとっても身近にして考えざるを得ないこと。「死」を永遠の命の形として表したミイラは私たちに何を語りかけてくるのか? 人気の仏教学者の佐々木閑氏、博物館学者の宮瀧交二氏、文化人類学に精通する著述家田中真知氏の監修と解説とコラムで展開する唯一無二の「中学生から大人まで」楽しめるミイラ学本。
著者プロフィール
ミイラ学プロジェクト
2019年の早春吉日ミイラに魅入られた者たちにより、学問としてさらなる探求研鑽をすべく、自然発生的に設立されたプロジェクト。ミイラを学ぶことは、古今東西の先人たちが遺体を通じて形成してきた、死生観や人生観の核心に近づくことと考える。そしてまた、ミイラ学により人類の埋葬文化の多様性を学ぶことを目的としている。