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内容紹介
●北朝鮮のミサイルはアメリカがウイルスを使って落としていた
●マルウェアに感染した高速増殖炉もんじゅが遠隔操作で破壊されたら
●京アニを襲撃した青葉容疑者もダークウェブ「トーア」を使っていた
IoT化が進むなか、すべての電子機器が一斉に乗っ取られるリスクも大いに高まっている。
今年10月には、危機感を募らせた日本政府は日本のインフラがサイバー攻撃にあった場合、その報告を義務づける法案を採択(全然報道されていないが)。
事実、高速増殖炉もんじゅがマルウェアに感染していたこともあり、日本も決して対岸の火事ではない。
本書はこれら現在のサイバー戦争のフロントラインを追い、詳しく解説。
そのうえで日本はどうするべきなのかを問うものである。
著者プロフィール
山田 敏弘
国際ジャーナリスト。米マサチューセッツ工科大(MIT)元フェロー。講談社、ロイター通信、ニューズウィーク日本版などに勤務後、MITを経てフリーに。ニューズウイーク日本版や週刊文春、週刊新潮、週刊ポスト、週刊現代などにて記事を執筆するほか『朝まで生テレビ』『教えて! ニュースライブ 正義のミカタ』『アベマTV』などテレビにも定期的に出演。著書に、PCの脆弱性を利用する大国間のサイバー戦争を扱った『ゼロデイ 米中ロサイバー戦争が世界を破壊する』(文芸春秋)、ムンバイテロを引き起こしたパキスタン過激派ラシュカレ・トイバに迫った『モンスター 暗躍する次のアルカイダ』(中央公論社)、マリリン・モンローやロバート・ケネディなどを検死しDr.刑事クインシーのモデルになった日本人検視官トーマス野口の半生を綴った『ハリウッド検視ファイル トーマス野口の遺言』(新潮社)、CIAのインストラクターだった日本人女性のキヨ・ヤマダに迫った『CIAスパイ養成官 キヨ・ヤマダの対日工作』(新潮社)などがある。