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内容紹介
◆果てしない宇宙は「火の玉」に始まった!?
◆古代メソポラミアの天文観測から最新宇宙論までを一冊に!
2020年に帰還予定、「はやぶさ2」が迫る宇宙の新事実
◆古代からの天文学史、天体望遠鏡や宇宙探査の歴史、太陽系の惑星や彗星、天の川銀河、大星雲、星の一生、銀河の衝突、ブラックホール、深宇宙、ダークマター、ダークエネルギー、宇宙の誕生と終焉……宇宙138億年の謎に迫る! !
・誕生したばかりの宇宙は、原子のもととなる素粒子で構成されていました。それがインフレーションを起こし一瞬にして膨張、そしてビッグバンの大爆発が起こり、以降は一定の速度で膨張するようになり、現在の宇宙の姿になりました……中略……観測機器の進歩によってデータが精密化してくると、この宇宙にはビッグバンのときの勢いだけでなく、空間を押し広げる反発力のようなものがあるのではないかと考えられるようになりました。その反発力こそがダークエネルギーです。(本文より)
本書では絶景の宇宙のヴィジュアルを中心に最新の宇宙科学を紹介しながら、人類と宇宙のかかわりをひも解いていきます。
著者プロフィール
高橋 典嗣
1958年、東京生まれ。日本スペースガード協会理事長。明星大学、神奈川工科大学、麻布大学、武蔵野大学非常勤講師。明星大学理工学部物理学科卒業。日本大学大学院博士前期課程で宇宙人間科学、千葉大学大学院博士後期課程で公共研究を専攻。日本学術会議天文学国際共同観測専門委員、日本学術観測団団長(ザンビア皆既日食)、学校科目「地学」関連学会協議会議長、天文教育普及研究会副会長などを歴任。著書に『46億年の地球史図鑑』(ベストセラーズ)『138億年の宇宙絶景図鑑』(ベストセラーズ)、『巨大隕石から地球を守れ』(少年写真新聞社)、共著に『大隕石衝突の現実』(ニュートンプレス)ほか多数。