古代神道と神社 天皇家の謎 異端の古代史①

古代神道と神社 天皇家の謎 異端の古代史①

著者 : 関 裕二

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定価 : 649円(税別)

  • 判型 : 
  • 刊行年 : 2015/05/21 発売
  • ISBN : 9784584393697

内容紹介

◎天皇家は最も重要な神を、なぜ隠し続けなければならなかったのか?

◎塗り替えられた闇の歴史とは?

◎神道のルーツをひも解きながら隠された最大の謎に迫る!大嘗祭の「隠された神」が、日本建国の真相を解く!

◎関裕二が贈る、異端の古代史シリーズ第1弾!!

詳細な用語解説と写真・図版つき

大嘗祭(だいじょうさい)とは、天皇の即位とともに行なわれる新嘗祭(しんじょうさい)である。これは皇祖神の霊と一体となり、天皇位を引き継ぐ重要な儀式であり、いわば日本で一番大事な祭りと言っても過言ではない。ところが、この儀式のなかで、どうしてもわからない謎がある。それは、天皇がどのような神を祀っているのか、誰も知らないということなのである。天皇即位の証となる祭りの主祭神を、なぜ秘匿する必要があるのであろうか?<本文より> 

●ヤマトを建国したのは国津神=縄文人だった? 

●悪玉・スサノオを畏怖する天皇家!? 

●神武はなぜヤマトの地で出雲の女人を正妃に迎えたのか?

●八世紀の朝廷によって破壊され、すり替えられた神道!

●天皇家の太陽神は女性なのになぜ男性神を祀るのか?

著者プロフィール

関 裕二

 



1959年生まれ。歴史作家。仏教美術に魅了され、奈良に通いつめたことをきっかけに、日本古代史を研究。以後古代をテーマに意欲的な執筆活動を続けている。著書に『古代史謎解き紀行』シリーズ(新潮文庫)、『なぜ日本と朝鮮半島は仲が悪いのか』(PHP研究所)、『東大寺の暗号』(講談社+α文庫)、『新史論/書き替えられた古代史』 シリーズ(小学館新書)、 『天皇諡号が語る 古代史の真相』(祥伝社新書)、『台与の正体: 邪馬台国・卑弥呼の後継女王』『アメノヒボコ、謎の真相』(いずれも、河出書房新社)、異端の古代史シリーズ『古代神道と神社 天皇家の謎』『卑弥呼 封印された女王の鏡』『聖徳太子は誰に殺された』『捏造された神話 藤原氏の陰謀』『もうひとつの日本史 闇の修験道』『持統天皇 血塗られた皇祖神』『蘇我氏の正義 真説・大化の改新』(いずれも小社刊)など多数。新刊『神社が語る関東古代氏族』(祥伝社新書)