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内容紹介
ひきこもるのは男だけじゃない。
社会に消された、ひきこもる女性たちのリアル
日本の大問題として根付き、一向に解決の糸口が見えない「ひきこもり」問題。
2010年に内閣府が発表した「ひきこもり実態調査」では、その調査における
「ひきこもり」の定義に該当する約70万人のうち男性と女性の比率が7:3だった
ということから、男性が圧倒的な数に上る。
けれども、その裏で肩身の狭い思いをし、声を上げたくても上げることのできない
女性たちが数多くいることを知っているだろうか。
その中には、そもそも社会から「ひきこもり」と認知されていない人々もいるのだ。
◆そもそも彼女たちは、なぜひきこもるようになってしまったのか?
◆なぜ、その姿が見えてこなかったのか?
◆「ひきこもる」好意の裏に隠された真実とは?
◆男性の「ひきこもり」とは何が違うのか?
◆「ひきこもる」主婦?
◆新たに動き始めた女性当事者たち
◆彼女たちに必要な支援とは? etc……
世間の固定観念によって、社会的に存在が消された彼女たちが抱えている問題点を
可視化し、当事者、親、支援者、社会がそれぞれ養うべき視点を提示する。
――約18年「ひきこもり」問題を追い続けてきたジャーナリストが
初めて社会に問う、日本の危機的問題がここに――。
著者プロフィール
池上 正樹
メディア掲載多数の大注目作!
『ひきこもる女性たち』大好評発売中
――表面化しない、日本社会の真実がここに。――
~プロフィール~
1962年、神奈川県生まれ。通信社勤務を経て、フリーのジャーナリストに。97年からひきこもり問題について取材を重ね、当事者のサポート活動も行っている。
おもな著書に『ダメダメな人生を変えたいM君と生活保護』(ポプラ新書)、『ドキュメント ひきこもり』(宝島社新書)、『大人のひきこもり』(講談社新書)、『痴漢「冤罪裁判」』(小学館文庫)、『あのとき、大川小学校で何が起きたのか』(青志社)などがある。現在、ダイヤモンドオンラインにて「「引きこもり」するオトナたち」を連載中。
(連絡先)otonahiki*gmail.com *を@に変えてお送りください。