ひきこもる女性たち

ひきこもる女性たち

著者 : 池上 正樹

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定価 : 830円(税別)

  • 判型 : 
  • 刊行年 : 2016/05/10 発売
  • ISBN : 9784584125106

内容紹介

ひきこもるのは男だけじゃない。

社会に消された、ひきこもる女性たちのリアル

日本の大問題として根付き、一向に解決の糸口が見えない「ひきこもり」問題。

2010年に内閣府が発表した「ひきこもり実態調査」では、その調査における

「ひきこもり」の定義に該当する約70万人のうち男性と女性の比率が7:3だった

ということから、男性が圧倒的な数に上る。

けれども、その裏で肩身の狭い思いをし、声を上げたくても上げることのできない

女性たちが数多くいることを知っているだろうか。

その中には、そもそも社会から「ひきこもり」と認知されていない人々もいるのだ。

◆そもそも彼女たちは、なぜひきこもるようになってしまったのか?

◆なぜ、その姿が見えてこなかったのか?

◆「ひきこもる」好意の裏に隠された真実とは?

◆男性の「ひきこもり」とは何が違うのか?

◆「ひきこもる」主婦?

◆新たに動き始めた女性当事者たち

◆彼女たちに必要な支援とは? etc……

世間の固定観念によって、社会的に存在が消された彼女たちが抱えている問題点を

可視化し、当事者、親、支援者、社会がそれぞれ養うべき視点を提示する。

――約18年「ひきこもり」問題を追い続けてきたジャーナリストが

初めて社会に問う、日本の危機的問題がここに――。

著者プロフィール

池上 正樹

メディア掲載多数の大注目作!

ひきこもる女性たち大好評発売中

――表面化しない、日本社会の真実がここに。――



~プロフィール~

1962年、神奈川県生まれ。通信社勤務を経て、フリーのジャーナリストに。97年からひきこもり問題について取材を重ね、当事者のサポート活動も行っている。

おもな著書に『ダメダメな人生を変えたいM君と生活保護』(ポプラ新書)、『ドキュメント ひきこもり』(宝島社新書)、『大人のひきこもり』(講談社新書)、『痴漢「冤罪裁判」』(小学館文庫)、『あのとき、大川小学校で何が起きたのか』(青志社)などがある。現在、ダイヤモンドオンラインにて「「引きこもり」するオトナたち」を連載中。



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